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2017年02月14日 | ニュースリリース

「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」をリリースしました

                    - アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査 -
                 「ぶっつけ本番」の名ばかりOJTが早期離職の原因!?
                   "入社後すぐの働きかけを失敗しないこと"が採用成功の秘訣


ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ/本社:東京都・社長:米田 光宏)は、少子高齢化による人口構造の変化で人手不足といわれる今、苦労して採用したアルバイトスタッフの早期離職が多発している理由として、入社時のコミュニケーション、つまり、上司からの働きかけや教育方法の不足と考えました。よって、入社時の受け入れの在り方を探る「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」を実施しました。

ポイント1★OJTという名のぶっつけ本番は厳禁!
・現場に出る前の座学の実施・きちんとしたマニュアル整備・教育担当の配置
ポイント2★職場はもちろん休憩室等も放置厳禁!職場全体の帰属意識醸成を!
・全体ミーティング活用・職場全員の名前が分かる仕組み(Face to Faceコミュニケーション)

【調査実施の目的】
【全体】上司・店長による働きかけの過不足.jpg                  (図:【全体】上司・店長による働きかけの過不足)

 バブル期並みの有効求人倍率を記録する昨今、なんとかアルバイトスタッフを採用できたとしても定着を図ることができなければ人手不足を克服することにはならない。特に最近では入社後の早期離職が増加する傾向が顕著だ。そこで我々は、アルバイト経験者に入社時における上司からのコミュニケーションの過不足を調査。 14の項目を『重要度』と『働きかけ量』のマトリックスで"適正""不足""過多"にまとめた。

■調査・分析担当者より ツナグ働き方研究所 所長:平賀充記

【どの項目においても、"過多コミュニケーション"は無い】
 まず注目すべきは「重要と思わないが働きかけの量は多い」という"過多"コミュニケーションの項目がなかったことだ。この一点だけでも、いかに職場におけるコミュニケーションが不足しているかがうかがえる。また「重要と思うが働きかけの量が少ない」という"不足"だと感じている項目は、「業務内容の説明」「勤務環境の説明」「職場の雰囲気の説明」「トレーニング・研修」がずらりと並ぶ。仕事をこなしていく上で必要な知識や情報がインストールされていないことが如実だ。「トレーニング・研修」というOFFJT(Off the Job Training=通常の仕事を一時的に離れて行う教育訓練)はもちろん、「業務内容の説明」「勤務環境の説明」「職場の雰囲気の説明」といった職場のOJT(On the Job Training= 日常の業務につきながら行う教育訓練)でも可能なコミュニケーションでさえ不足しているという結果なのだ。

【今のOJTは「ぶっつけ本番」の名ばかりOJT】
 なぜ、早期離職が増えているのか。それは、一昔前まで「現場で実践し学びながら育てる」のが効果的という意味合いでもてはやされていたOJTがいつの頃からか「ぶっつけ本番」という意味にすり替わってしまったに他ならない。人手不足の現場では、新人の受け入れに充分な力を注ぐことが困難なのだ。結果、入社即現場という「ぶっつけ本番」の名ばかりOJTが横行しているのである。ちなみに人気の高いスターバックスジャパンは、現場に送り出すために80時間のOFFJTを施す。ざっと時給1000円とすると8万円の投資。アルバイト採用単価が相場10万円と言われる昨今、経済合理性も充分に割にあっている。実施したグループインタビューでスタババイト経験者(25歳男性)は、本部にまで出向き、コーヒーの淹れ方はもちろん、コーヒー豆に関する知識やスターバックスの理念まで、みっちりと教えられたと体験談を語ってくれた。
コミュニケーション過不足_2.png
【マンツーマン育成ができない現実 職場全体での育成を】
 また、「教育担当の有無」「休憩時の気軽な会話」「勤務中の気軽な会話」といった日常のコミュニケーションも不足傾向にある結果であった。確かに専属の教育担当がいれば、分からないことをすぐ訊ねたり、業務外時間のケアもできたりと新人にとっては非常にありがたい。ただしシフトで働くことの多いパート・アルバイトの職場では、教育担当と新人がいつも同じシフトに入るという状況はなかなか困難でもある。前述のスタバ経験者も専属の教育担当ではなかったとのこと。マンツーマンでの育成よりも職場全体での育成が現実的かもしれない。  例えば、朝礼などの全体ミーティングの実施で職場の一体感を高めることが有効。また同じグループインタビューで、某大手量販店でのアルバイト経験者(26歳女性)は、休憩室にスタッフ全員の写真を掲示し、新人が先輩の顔と名前を覚えやすいような工夫をしている、という取組みを語ってくれた。顔と名前が一致すれば自然に挨拶もできるようになるし、孤独になりがちな休憩中の会話も円滑になる。フェイスtoフェイスのコミュニケーションこそが職場に馴染む第一歩。改めて当たり前のことを実践することの重要さが問われる時代と言える。

【総論】 「ここは自分の居場所がある職場だ」という帰属意識の醸成を!
 端的にいえば、アルバイト・パートのスタッフから「ここは自分の居場所がある職場だ」と感じてもらうことに尽きる。慣らし運転期間を設け徐々に現場に送り出すという丁寧な教育は、新人教育への人的投資意識、職場全体で新人スタッフへの教育意識を持つことが欠かせない。いまやレアメタルのように貴重な新人スタッフが、少なくとも勤務1週間くらい安定稼働して、はじめて採用成功!というくらいの意識改革が必要なのだ。



■「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」概要
●調査対象:インターネット調査...アルバイト・パートに直近で接点がある全国の18?69歳までの3,000人
グループインタビュー...現在アルバイト中の20~30代の男女4人
●調査方法:インターネット調査・グループインタビュー
●調査期間:インターネット調査...2015年11月27日~12月4日
      グループインタビュー...2017年1月13日
●調査名称:ツナグ働き方研究所「アルバイト&パート入社時コミュニケーション調査」

※ 本ニュースリリースに関しましては、下記担当者へお問い合わせください。

【本件に関するお問い合わせ先】
ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ)担当 牧戸(まきと)
Mail : mp_info@tsunagu.co.jp  Tel:050-3816-5568

■ツナグ働き方研究所とは...
アルバイト・パート専門の人材コンサルティング会社、株式会社ツナグ・ソリューションズを母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。少子高齢化による労働力人口の構造変化やIT技術の進化、グローバル化による産業構造変化が加速する中、ますます広がりを見せるアルバイト・パートを中心とした多様な労働市場において、「個人の価値観が尊重される働き方」「現場の人材が最も輝く働き方」「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに、調査・研究・開発に取り組む。
所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)にて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、リクルートの主要求人メディア編集長を歴任した「アルバイトの専門家」として活動している。

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